スタックいいですか?

カジュアルMTGプレイヤーがいろいろ語りたがるブログ

MTGアリーナはじめました

MTGアリーナ最高

 

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お久しぶりです。

あさぎりです。

2018年も終わりますね。

ぜんっぜんブログ更新してないのに、なんかいい感じに締めようとしてますね。

デビューしてさっぱり売れなくて、突然ベストアルバム出して終わらせようとするアイドルみたい。

 

前回の更新が、ラヴニカ発売前。

最近の個人的なMTG事情は、

全然店舗の大会に行けていなくて、

主要パーツの抜けたスカッスカな赤単を持っているだけという体たらく。

これで大会行ったら「初心者さんですかね?? 楽しくやりましょうね(^o^)」

とか言われかねないぞ。はい、楽しくやりたいです。

 

そこで紙の大会に出れないなら、デジタルはどうだ、

ということで話題のMTG Arenaを始めてみました。

 

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実は結構前からインストールだけしていたのですが、

なぜか起動しない

オイオイ どうなってるんだ

このクソッタレな時代遅れPCじゃダメだってのかい???

 

なんてことはなかった。

Windows Updateしたらすんなり起動。

 

あらかじめ、YouTubeなどでarenaを予習していたのでサクサクいくぞー!

と始めてみたものの、

なにこのもっさり挙動

他の人の動画だとクサクのシャキーンのドォーン!!!で楽しそうだったじゃん。

それに比べこのスローモーション具合は何だ。

ハイスピードカメラの撮影映像か。

 

単純にPCのスペック不足でした。

もっさりとはいえ、全然プレイできないレベルじゃないので、ぼちぼち進めてます。

挙動はもっさりなのに、時間制限はしっかりしてるMTGアリーナさん。

宝物トークン3つからタップしてなんとかマナ出そうとしているのに、

砂時計の表示が「まだ???」ってすごい圧を感じる。

何回か「はい時間切れー! 残念でしたーー!!」ってなったぞ。

 

「対戦相手プレイ遅くね? 早くしてくれよー」って思っているユーザー様、

ここに陳謝致します。すいませんでした。

 

MTGアリーナ、店舗大会と違って本当に色んな人と当たるので楽しい。

 

「キープ? マリガン?

いや、ちょっと厳しいけど土地1枚引ければなんとか…」

開始直後 相手大爆発(敗北エフェクト)

 

 「うわー 次相手フルパンで負けじゃんーーー」

相手戦闘開始前 大爆発(敗北エフェクト)

 

 「よし、順調な滑り出し。さっそくやるぞー」

相手ドロー後 大爆発(敗北エフェクト)

 

このあたりがデジタルと紙の違いなんですかね。

はい次ー、みたいな。

 

とはいえ、24時間いつでもMTG対戦できるってのは最高ですね。

事前に大会情報調べて、交通費かけてカードショップ行って、大会受付して…

ってのがないですからね。

もちろん実際の大会も好きです。緊張感とか、対人でやるって面白いですよね。

 

結構勝ち上がってきて、妻からのLINEで

「まだ終わらないの? いつ帰ってくるの??」

っていう冷や汗をかく体験もないですからね。

 

その点、MTGアリーナでは、自宅なので安心。

 

 

妻「いつまで部屋に籠もってるの??

パソコンいじりすぎじゃない???」

 

初手確認後 自身大爆発(敗北エフェクト)

赤単ウィザードの終わり

スタン落ち直前開催のストアチャンピオンシップは送別会だと思う。

 

どうも、あさぎりです。

 

2018年10月5日(金)発売予定の

「ラヴニカのギルド」が登場すると、入れ替わりで

カラデシュ・霊気紛争・アモンケット・破滅の刻

スタン落ちします。

 

カラデシュブロックの思い出に浸ったツイートしたら、そこそこバズりました。

みんなカラデシュ大好きだもんね。

 

 

スタン落ちにより、今使っているケルドレッドこと赤単ウィザードが半壊するので、記録として残しておきます。

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この赤単ウィザード、デッキの値段がめちゃくちゃ安く、

速い!安い!旨い!

と、牛丼屋みたいなデッキで大好きでした。

 

メインボード

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 サイドボード

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 リスト

ケルドレッド[KLD-M19]
 
クリーチャー:24
4:《ボーマットの急使》KLD
4:《損魂魔道士》AKH
4:《ギトゥの溶岩走り》DOM
4:《地揺すりのケンラ》HOU
4:《ヴィーアシーノの紅蓮術師》M19
2:《アン一門の壊し屋》AKH
4:《ゴブリンの鎖回し》DOM
 
呪文:15
4:《ショック》M19
4:《稲妻の一撃》XLN
4:《魔術師の稲妻》DOM
3:《ケルドの炎》DOM
 
土地:19
19:《山》
 
サイドボード:15
3:《チャンドラの敗北》HOU
2:《熱烈の神ハゾレト》AKH
1:《嘲笑+負傷》AKH
2:《苦悩火》M19
2:《削剥》HOU
2:《カーリ・ゼヴの巧技》AER
2:《反逆の先導者、チャンドラ》KLD
1:《ヴァンスの爆破砲/火を吐く稜堡》XLN 

 

 ちなみにスタン落ちするカードたちが、

4:《ボーマットの急使》KLD
4:《損魂魔道士》AKH
4:《ギトゥの溶岩走り》DOM
4:《地揺すりのケンラ》HOU
4:《ヴィーアシーノの紅蓮術師》M19
2:《アン一門の壊し屋》AKH
4:《ゴブリンの鎖回し》DOM
 4:《ショック》M19
4:《稲妻の一撃》XLN
4:《魔術師の稲妻》DOM
3:《ケルドの炎》DOM
19:《山》
 
3:《チャンドラの敗北》HOU
2:《熱烈の神ハゾレト》AKH
1:《嘲笑+負傷》AKH
2:《苦悩火》M19
2:《削剥》HOU
2:《カーリ・ゼヴの巧技》AER
2:《反逆の先導者、チャンドラ》KLD
1:《ヴァンスの爆破砲/火を吐く稜堡》XLN  

 

半壊どころか大破してるやん

 

ただでさえ顔面狙いのガリガリビートダウンなのに、これじゃ自立することもままならない、もう独りで歩けない…時代(とき)の風が強すぎて…

 

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 特に《損魂魔道士》がいなくなるのがつらいですね。

1ターン目から出せるウィザードが減り、

《ゴブリンの鎖回し》で-1/-1カウンターばら撒きができなくなります。

 

 さらにサイドから投入される、

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チャンドラ、ハゾレトの赤単ツートップがいなくなります。

もう信じられません。

 

ラヴニカのギルドは、ギルドカラー(2色)推しなので、

強力な赤単色カードは登場しなさそう。

 

赤使いたいなら、

青足してイゼット(青赤)

白足してボロス(白赤)にしてね?っていう公式の強い意志を感じる。

そりゃそうだ。

 

 

しばらく火力使いたいので、イゼット団ですかね。

 

 

みなさんは、次環境のギルドは決まりましたか?

【大会レポ】晴れる屋さん5周年記念大会

ブログの定期更新って、才能だと思う。
 
お久しぶりです、あさぎりです。
 
ブログ更新しなきゃなー、とは日々思ってたんですが、いかんせん良いネタが無い。
小ネタぐらいでしたらTwitterで済みますしね
 
MTGの大会は、たまーにスタンダードショーダウンに出るくらいなんで、
 
1-2! 以上!
 
っていうクソおもんない内容になってしまうので、
 
今回は先日参加した晴れる屋さんの
5周年記念大会のことを書いていきたいと思います。

参加費500円で、ラウンドに勝つ度にパックやらサプライやらが貰える豪華イベント。
しかも5回戦も遊べる。
少ない小遣いでカード遊びをしている自分にとっては、またとないイベント。
 

デッキ

 
今回、僕が持ち込んだデッキは、
赤単《ケルドの炎》。

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巷ではケルドレッドとかケルドバーンとか呼ばれている赤単バーンデッキです。
 
リストはこんな感じ。
 
ケルドレッド[KLD-M19]
 
クリーチャー:24
4:《ボーマットの急使》KLD
4:《損魂魔道士》AKH
4:《ギトゥの溶岩走り》DOM
2:《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》AER
4:《ヴィーアシーノの紅蓮術師》M19
2:《アン一門の壊し屋》AKH
4:《ゴブリンの鎖回し》DOM
 
呪文:16
4:《ショック》AER
4:《稲妻の一撃》XLN
4:《魔術師の稲妻》DOM
4:《ケルドの炎》DOM
 
土地:20
20:《山》
 
サイドボード:15
2:《どぶ潜み》M19
2:《熱烈の神ハゾレト》AKH
2:《稲妻牝馬》M19
3:《苦悩火》M19
2:《削剥》HOU
2:《カーリ・ゼヴの巧技》AER
2:《反逆の先導者、チャンドラ》KLD

 

元々アモンケットで砂漠とハゾレト神が出てから赤単は強力なアーキタイプだったんですが、
ドミナリアで《ケルドの炎》、《魔術師の稲妻》、《ギトゥの溶岩走り》、
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M19で《ヴィーアシーノの紅蓮術師》《苦悩火》が登場し、
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バーンというモダン・レガシーでファンの多いアーキタイプがスタンでも可能になりました。
 

以下大会レポ

 
1R 緑黒機体 ○✖️✖️
キラン号、たかり屋、ガルタ、ロナス神などが入った暴力的なデッキ。
1Gは本体に火力叩き込みまくって勝つものの、
2G・3Gは収集艇の絆魂やブロントドンを越えられず負け
 
ブロントドンはエンチャしか壊せないと勘違いしてて、
ケルドの炎設置後、即割られてすごいアド損をするというミスプレイ…
最後の希望のケルドが割られ、場に山しか残らず。
 
山が綺麗ですね。by夏目漱石
 
 
2R 緑黒ガルタ ✖️○○
緑黒ファストランド置かれて、また緑黒か…となるが、
ノワールのエルフからの鉄葉のチャンピオンを出すタイプのデッキでした。
1Gは落としましたが、その後"甘寧一番乗り"こと、
《ゴブリンの鎖回し》がエルフを根絶やしにして勝ち。

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キミ、禁止一番乗りにならなくてよかったね。
 
3R 青白コン ○✖️○
1G さすがに相性が良く、危なげなく勝ち
2G 山を引きすぎてもたついてる間にギデオン、テフェリーを出され
完全にコントロールされる。
マナを伸ばして《苦悩火》X=10でワンチャン狙うものの、ギデオンの紋章が有り投了。
3G 怖いくらいに火力を引き、相手のエンドに稲妻を叩き込みまくって勝ち
 
4R 青赤アーティファクト ○✖️✖️
M19の「生きている間、自軍のアーティファクトひとつを5/5にする」青のクリーチャーを対処できず負け。
《技量ある活性師》。貴様覚えたぞ。

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相手の方が「久しぶりにスタンやりました」とのことだったので、普段は下環境のプレイヤーなのかな?
 
5R 赤単《ケルドの炎》 ✖️✖️
ミラー!
1G こちらがマナフラッドしてる間に完全に燃やされて終了。
ケルドレッドっていうデッキ強すぎひん???
2G お互い盤面が膠着するものの、相手の渾身のハゾレト神!
終わった…と思ったが
自分もハゾレト神をドロー。
だが自分の方がライフが少なく、ハゾレトの能力で焼かれ切られる。
そりゃ先に出したほうが勝つわ。
 
 
さて、皆さん
 
お気づきになられただろうか…
 
火力引きまくって勝ち
 
ぶんまわって勝ち
 
などと書き連ねているが、
 
 
 
負け越していることを……
 
 
 
2R、3Rと連勝したあとに、この調子だ!とコーラを買い気合を入れるものの、
 
帰路で気の抜けた残りのコーラを放心状態で飲む。
 
これが人生の味だ。
 
 
 
獲得した賞品は晴れる屋さんの500円商品券とスリーブ。
この絵柄はめっちゃキレイだけど50枚入り。

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もう1パックないとデッキに使えないんですけどね…
 
 

初めてカードショップに行った話

ドミナリア発売しましたね。

カーン、高過ぎない??

こんにちは、あさぎりです。

 

今回は、昔話です。

15年以上前。自分がまだ少年だったころの話です。

 

 

補充

「補充」というデッキがある。
正確には"過去に活躍した"デッキだ。
 

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補充/Replenish  (3)(白)
ソーサリー

あなたの墓地にある、すべてのエンチャント・カードを戦場に戻す。

《補充》をキーカードにした青白カラーのコンボデッキだ。
様々なタイプがあるが、僕が知るのは《パララクスの波》《パララクスの潮流》を軸とした、
パララクス補充というタイプだ。

パララクスの波、パララクスの潮流などにより盤面をコントロールしたうえで、オパール色の輝き/Opalescenceによりクリーチャー化したエンチャントで殴り勝つ。

4 調律/Attunement
3 対抗呪文/Counterspell
1 エネルギー・フィールド/Energy Field
3 悟りの教示者/Enlightened Tutor
4 大あわての捜索/Frantic Search
1 神秘の教示者/Mystical Tuto
4 オパール色の輝き/Opalescence
3 パララクスの潮流/Parallax Tide
4 パララクスの波/Parallax Wave
4 補充/Replenish
1 浄化の印章/Seal of Cleansing
1 退去の印章/Seal of Removal
1 空色のダイアモンド/Sky Diamond
1 神の怒り/Wrath of God

9 島/Island
8 平地/Plains
4 アダーカー荒原/Adarkar Wastes
4 リシャーダの港/Rishadan Port

MTG wikiより)
 
MTGを知った小学生当時、
ほとんどの友人が緑をメインにしたデカブツデッキか、
白いクリーチャーを多くいれたレベルというアグロデッキが多かった。
青系のコントロール使いは卑怯、性格が悪い、友達を無くす
と今思えば散々な評判だった。
 
ゲームぎゃざ
というカードゲーム雑誌があった。
この中で紹介された補充というデッキに僕は衝撃を受けた。
 
当時、中二病という言葉は無かったが、人と同じは嫌だ、自分は特別な存在なんだ、と勘違いするイキリキッズだった自分は猿のように飛びついた。
 
このデッキを組みたい。
 
MTGのカードを入手すると言えば、古びたおもちゃ屋でブースターパックを買うか、友人とトレードするかの2択しかなかった。
 
今思えば純粋にトレーディングカードゲームをしていたのだ。
 
この補充デッキを組むにはピンポイントでレアカードを複数枚購入するしかない。
さてどうするか、と僕は友人のK君に相談することにした。
K君はカードオタクの兄を持ち、
僕らアグロキッズを前に容赦なく《マスティコア》をぶちかます、本当に空気を読まない少年だった。
彼の兄情報によると、2つ隣の駅の本屋さんではカードをシングル販売していると言う。
そこにはデュエルスペースもあり、猛者が日々練習会を開いていると言うのだ。
 
これだ。
 
補充デッキのパーツを集めるにはここにいくしかない。
ついでにご自慢のデッキでいっちょ腕試しだ、とアキラ100%ならぬイキリ100%でカードゲーム屋に向かったのだ。
 

カードショップ

片田舎の某駅。
噂の書店。
基本的には古本屋で、片隅にシングルカード売場とデュエルスペースがあるタイプのお店だった。
ショーケース内にMTGのカードがギッシリと陳列しており、今では普通の光景だが、少年だった僕には夢のような売場だった。
当時のトップレアは《リシャーダの港》と《マスティコア》で、どちらも1枚4000円の値段が付けられていた。

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(リシャーダの港は今でも活躍してるよね)
 
目的の補充パーツはそれほど高価ではなかったが、毎月のお小遣いが1000円ほどだった少年にはかなり高く感じた。(さすがに《リシャーダの港》は諦めた)
財布にはおばあちゃんからもらったお年玉があり、
お年玉で補充したお金を補充デッキで散財するという、意味がわからない状況になっていた。
 

デュエルスペース

目的のカードを買えた僕は、ほくほくとした気持ちで、噂のデュエルスペースを覗いてみることにした。
そのスペースは明らかに空気が違っていて、ドラクエで言うと橋を渡った途端に強い敵とエンカウントするような不穏な空気のスペースだった。賢者のために遊び人を育てている場合ではないのだ。
そこはオタクの風貌の高校生や大学生がひしめき合っていて、とても少年が入り込める雰囲気ではなかった。
さすがにこれは無理だ、と一瞬で悟った僕は帰ろうとするが、
 
「きみ、マジックやるの?」
 
と声をかけられた。
 
声の方に顔を向けると、
トロールのような男がこちらに視線を向けていた。

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「は、はい…ちょっとですけど…」
 
と、イキリキッズはどこへ行ったとばかりに僕は萎縮して答えた。
 魔王ハドラーと対峙したクロコダインばりに冷や汗をかくが、
 
「対戦しようよ。デッキあるんでしょ?」
 
と先制攻撃を仕掛けてくる。
しどろもどろになりながらも、僕は席に付き、
トロール棍棒、ではなくデッキをテーブルに置いた。
 
覚悟を決めて対戦を始める。
 
僕のデッキはスーサイドブラックだった。
《暗黒の儀式》から《ファイレクシアの抹殺者》を1ターン目から高速展開する黒単デッキだ。

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(今でも人気のあるカードだ)
 
スーサイド(自殺)の意味する通り、ハイリスク・ハイリターンの危険なデッキだ。
先手。
沼を置いて《暗黒の儀式》からの抹殺者。
ベストムーブだ。
トロールのターン。
 
《山》を置いてタップし、
 

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《ショック》
 
弱点としては、火力に絶望的に弱いことが挙げられる。(中略)あまりに赤に弱いため、1ターン目に相手が山を置いただけで投了した人がいるという話もあるほど。(MTG wikiより)
抹殺者をレッドゾーンに送り出す、とかそんな悠長な解説をする暇も無く、僕の場は更地と化した。
 
棍棒 win!
 
 じゃなくて、トロールwin!
 
正直言って、15年以上前なのでほとんど覚えていなく、
赤系のデッキにボロ負けした、という記憶しかない。
 

補充デッキ完成

 
いろんなことがあったが、補充デッキは完成した。
まわりがカジュアルレベルのデッキに比べ、
補充デッキは鬼のように強く、
アホみたいに無双した。
サイドボードという概念がほぼ無く、メインデッキで永遠とフリープレイしているため尚更である。
そのため、メインから
《沸騰》を撃たれる

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《沸騰/Boil》
すべての島(Island)を破壊する。
 
という対人メタが横行したのは言うまでもない。
 
 

【ドミナリア】プレリレポ

いつからカーンが光ると錯覚していた?

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どうも、あさぎりです。

 

ドミナリアプレリリース・イベントに参加してきました。

結論から言うと2-1でFINISHなんですが、

備忘録も兼ねてレポートとして残しておきたいと思います。

 

 

マシマシ

 

プレリ前に腹ごしらえだ。

 

個人的に最近ハマっているラーメン二郎インスパイア店に行く。

小ラーメン、ヤサシアブラニンニクマシが好きだが、

今日はこれからプレリだ。

 

MTGは紳士のゲームだ。

プレイは紳士的であるべきだし、身なりも紳士的であるべきである。

口がニンニク臭いのは問題外である。

 

「対戦相手の口臭が異常wwwww」

Twitterで晒されては困るのだ。

 

歴史的に口が臭いレジェンドになるわけにはいかないのだ。

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《口臭会の収集者》(威迫(迫真))

 

ニンニク以外マシという、結局結構食べるんかい、っていうラーメンを食べカードショップへ。

 

構築

これが僕のプレリキットから出たレアだ。

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プロモは 《フェメレフの誇り、クェンデ》《最初の噴火》

テフェリーとシャライが出たし、青白のミッドレンジか??

と構想するが、いかんせん青のプールが弱い。

 

アンコモン《セラの天使》が出たため、シャライとあわせて白は確定。

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除去として《シヴの火》が2枚ある。

ということで赤白カラーで1ラウンドへ。

 

1ラウンド目

0-2(瞬速)

早い。早すぎる。

対戦相手のコンバットが上手すぎる。

対戦時間は10分もかかっていなかった。

プレリの醍醐味である感想戦でも…と思ったら相手の方は

「あざしたっ」

とすぐ席を立ってどこかへ行ってしまった。

牛丼屋のカウンターかな???

 

僕はぼっち参加だった。

「0-2で速攻負けたwww」とふざけあう友人と参加していなかった。

 

暇つぶしにツイッターのタイムラインをのぞいても、

「カーン光った」

「ライラ2枚引いた」

というツイートをチベットスナギツネみたいな顔で眺めるしかないのだ。

 

気を取り直して構築。

赤要素を抜く。

比較的ファッティが多い緑を入れを2枚追加しテフェリーをタッチ。

白緑タッチテフェリー。テフェリーは添えるだけ。

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「ちょっとキミ、島持ってきてくれる?」

 

 2ラウンド目

 2-1

相手も白緑カラーでシャライが入っており、ほぼミラーのような一戦だった。

こういう時は引きが強いほうが勝つよね。

プレイが丁寧な方で、すごく楽しかった。

 

3ラウンド目

ネズミやらヨーグモスの何とかとかいう伝説ソーサリーしてくる青黒デッキだった。

結果は2-1

テフェリーが大活躍

顔が怖いだけある。

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感想戦で、

新環境で組む予定のデッキや、気になるドミナリアのカードなどを語りあった。

これだよ!

プレリの醍醐味は!

 

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(最終的なデッキ)

 

おわりに

 

存分にプレリを楽しみ、カードショップを出る。

 

腹がいてぇ。

 

急な腹痛。にじむ脂汗

寝不足かつ空腹に二郎系ラーメンが効いたか。

 

最寄りの駅のトイレに駆け込もうとするが、

男子トイレが閉鎖しているというミラクル。こマ!?

 

「ただいま改修工事のため男子トイレは使用不可です。

多目的トイレか周辺の公衆トイレをご利用下さい」

という無慈悲なアナウンスがどこからか流れてきた。

 

アカン。

 

多目的トイレに向かうが、少年が2人並んでいる。

少年たちは漏らしても笑い話になるかもしれないが、いい年したお兄さんは洒落にならないのだ。

少年たちの軽蔑な眼差し受けながら歴史的な《はじける破滅》をキャストするわけにはいかないのだ。ジャッジーー!!

 

アカン。

 

二度目のビッグウェーブ

乗るわけには行かない、このビッグウェーブに。

 

 

さすがに我慢ならないので近くの書店のトイレに駆け込む。

こうして僕のエクストラターンは無事終了した。

 

プレリ後に漏らすという英雄譚は語られることはなかったのだ。

 

おしまい

 

初めてプレリに行った話

新セットのカードをシングルで予約してて、当日パック買うついでにストレージコーナーのぞいたら予約してたカードが半値で置かれていることあるよね。
 
こんにちは、あさぎりです。
 
今回は、自分が初めてプレリに参加した時の話です。
およそ3年前の出来事です。
 
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お弁当

僕は自室のPCに向かいプレリについて調べていた。
 
MTGしたい。
 
大学時代の後輩に触発され、MTGを小学生以来に復帰してまもなくの頃だった。
 
どうやら初心者向けの初めてのイベントとして、プレリリースイベントというものがあるらしい。
 
各カードショップのプレリ告知を猿のように検索していた僕は、
 
とある文言を見つけて衝撃を受けた。
 
「受付後に、お好きなお弁当箱を選んでいただきます。」
 
 

お弁当が出る。

 
 
新規客取り込みのためにここまでするのかウィザーズ。
 
太っ腹か。
 
この情報を決め手に、僕はプレリ参加の決意をした。
 
家を出るとき、妻に言った。
 
プレリっていうカードのイベントに行ってくるよ。
お弁当出るらしいからゴハンはいらないよ
 
「へー、そうなんだ」
 
お金と、100均で5個100円の安っぽ過ぎるダイスと、スリーブ、メモ帳、会社でもらった生命保険会社のノベルティのペンを持ってカードショップへ向かう。朝から何も食べていない。腹ペコだ。
 
 
古びた雑居ビルの中に構える某カードショップ。
 
レジで
 
「プレリに参加したいんですが」
 
と申し出る。
 
やや厳つい風貌の店員さんは、にこやかな笑顔で
 
「参加費3000円です。お好きなプレリキットをお選びください」
 
と言う。
 
あれ??
 
お弁当は???
 
もしかして、この弁当箱みたいな長方形のプレリキットが通称「お弁当箱」なのか?
 
もしかして、じゃなくて完全にこれだ。
 
常識的に考えて、カードゲームのイベントで弁当支給とか意味がわからない。
 
選んだあと
「シャケ弁が板」
「唐揚げ弁当が丸いしアド」
とでも言うのか???
 
萌えスリーブのショーケースの前で弁当広げて受付してたら正気の沙汰じゃない。
 
 
店員さんが「早く選べよ」と言わんばかりの視線を投げかけてくるので、
僕は赤黒カラーのコラガン弁当を選んだ。

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(確かにお弁当箱っぽい)
 
ちなみにこのときのプレリは
タルキール龍紀伝
というドラゴンに焦点を当てたセットだった。

 

各氏族は
オジュタイ
ドロモカ
コラガン
アタルカ
シルムガル
と呼ばれる5体のドラゴンに支配されており、
プレリでは好きな氏族を選んで戦うのだ。
 
 

対戦

 
初めてのプレリ
そして初めてのシールド戦
 
構築は店員さんにアドバイスをもらいながらなんとか完成した。
 
この日は4回戦だった。
 
初心者の僕は簡単に勝てるわけもなく、いきなり2敗
緊張し過ぎてほとんど記憶がない。
 
3戦目では、相手が土地事故に見舞われ、初勝利。やったぜ。
 
4戦目。最終戦だ。
僕のデッキは赤黒カラーのアグロデッキだった。
赤と黒の小粒クリーチャーと、火力で押し切るタイプのデッキだ。
相手の土地から考えると、相手も赤黒のカラーリングのようだ。
対戦は終盤に差し掛かり、相手は6枚の土地を横に寝かす。
 

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龍王コラガンだ。
 
 
僕のコラガン弁当からは彼女は出なかった。(コラガンは雌)
喉から手が出るほど欲しかったが、開封時にそれは叶わなかった。
 
コラガンのいないコラガン弁当なんて唐揚げの入っていない唐揚げ弁当みたいなものだ。
 
申し訳程度の漬け物とゴムみたいなナポリタンで勝負するしかないのだ。
 
僕のライフは7から1になった。
 
生命保険会社のノベルティのペンで、メモ帳にライフを書いた。
 

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この状況からでも入れる保険があるんですか?!
 
僕の心の叫びは届かず、加入には条件が必要なようだった。
 
女性アカウントにワンチャン狙うクソリプおじさん並みにしぶとく食らいつくが、
 
そこからの漫画みたいな逆転劇は無かった。
 
今までに倒した敵が改心して助太刀しにくることもない。来たらジャッジ案件だ。
 
現実は非情だった。
 

おわりに

 
こうして初めてのプレリは終了した。
 
腹が減って仕方がなかった。
 
 
帰宅して妻から
 
「どんなお弁当食べたの?」
 
と聞かれた。
 
僕はただ、
 
「こ、コラガン弁当…」
 
とつぶやくだけだった。
 
 
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 (少し前のツイート)

 
そこそこバズった。
 
ちなみにこのプレリの3か月後に「マジックオリジン」が発売され、
 
オリジン弁当と話題になったのは言うまでもない。
 
 

【初心者向け】プレリに行こう!

はじめまして。

あさぎりと申します。

マジック・ザ・ギャザリングというカードゲームを愛する

カードオタクです。

 

ここ最近のTwitterの動きで、

チャレンジャーデッキ買ってMTG始めたよ!」

とか

ドミナリアからMTG参入予定です」

という方が増えてきたので、

初心者の方向けにプレリでの楽しみ方を書いていきたいと思います

 

プレリとは、

プレリリリースイベントの略で、

マジックザギャザリングの新弾を一足先に遊べちゃうよ!

ってイベントです。

 

このイベントで入手したカードは、実際に発売されるまで公式戦で使用できません。

  

 

 

 

どうやって参加するの?

持ち物は?

などはいろんなサイトで紹介されてると思うので、割愛してリンクのみ貼ります。

極論するとお金メモ帳とペン(ライフ管理のため)を持っていけば、あとはお店で買えます。

(カードを保護するスリーブはさすがに準備していってもいいかも。)

mtg-jp.com

www.izzetmtgnews.com

※ひとつ前のセットの案内ですが、基本的には同じです。

 

 

 

構築が楽しい!

プレリはシールド戦です。

未開封パックを6パック開封してその中のカードでデッキをつくります。

開封したブースターパックから出てくるのは、初めて見るカード達。

 

初心者や上級者など関係ありません。

 

全員が初めて触れるカードです。

出てきたカードに是非一喜一憂してください。

 

そういうイベントです。

 

でも

「〇〇出たww爆アドやん!!www」

などと奇声を上げるのはほどほどに。

 

今回の「ドミナリア」ではマスターピースと呼ばれる稀少なレアカードは封入されてませんが、

狙ったレアカードはほぼほぼ出ませんので

安心してくだい。

ハァ~!
除去が出ねぇ!神話もねぇ!色もそれほど揃ってねぇ!
PWねぇ!デカブツねぇ!生まれてこのかた見たことねぇ!
レアもクソ!マスピもねぇ!隣の卓では何故か出る!!

オラこんなプールいやだ~~
オラこんなプールいやだ~~

— あさぎり (@asagili) 2017年4月22日

 (僕の心の叫び)

 

 

対戦が楽しい!

対戦に使用されるカードが全て新しいです。

 

「すみません、カードのテキスト見てもいいですか?」

「どうぞ~。〇〇が**になるやつです! 強いですよね!」

「つよー! 困ったなー」

 

こんなやりとり最高ですよね。

 

対戦なのでもちろん勝つと嬉しいですが、

新カードを使って戦える点がプレリでの醍醐味になります。

プレリの醍醐味は「高額レアがGETできるかも」じゃなくて、最新弾のカードに触れて、あーでもないこーでもないってデッキを作り、初対面のカード仲間と「そのカード強いですよね!」「すみません、効果見せてもらってもいいですか?」とかコミュニケーションしながらプレイできるところにあるよね。

— あさぎり (@asagili) 2016年9月24日

 

 初めての対戦怖いな~~

と思うかとしれませんが、

 

対戦前に

「すみません、じぶん初心者なんですけど…」

など一言添えると、

「お! 丁寧にプレイしよ!」

と相手も気にかけてくれるので、言い得です。

 

 

感想戦が楽しい!

対戦終了後の対戦相手とのコミュニケーション。

 

「こういうカードが出たんですけど、どうデッキ組めば良かったですかね?」

 

と是非相手に聞いてみましょう。

 

ほとんどの方がこころよくアドバイスしてくれると思います。

 

僕含めカード好きは新カードについて語りたくてうずうずしてますからね。

《語りたがりのガラク》

 

また、対戦相手の方と仲良くなったら

「このお店はよくこられるんですか?」

と聞いてみましょう。

 

お店での顔見知りが増えるともっともっと楽しくなります。

 

 

プレリの感想をつぶやこう!

「どんなカードが活躍したか?」

「どの色の組み合わせが強いのか?」

 

プレイヤーはこういった情報に敏感です。

 

「初めてのプレリ楽しかった~」

 

的なつぶやきでもOKです。

 

全力でいいねしに行きます。

それをきっかけにMTG仲間が増えるかもしれません。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

プレリに行きたくなってきましたね??

 

最新セット『ドミナリア』のプレスリリースイベントは

2018年4月21~22日です!!

 

mtg-jp.com